結婚して数か月。
夜、ベッドに入って妻を誘っても、拒否されたり、やんわり断られたりする。
「結婚したばかりなのに、どうして?」
そんな悩みを抱えている男性は少なくありません。
妻に断られると、
「自分に魅力がないのだろうか」
「もう好きではないのかもしれない」
と不安になることもあるでしょう。
ただし、妻が夜の生活そのものを嫌がっているとは限りません。
もしかすると、妻の気持ちがまだ整っていないうちに誘っていたり、誘い方が毎回同じになっていたりすることが原因かもしれません。
妻が受け入れやすい誘い方ができているか、次のポイントを確認してみましょう。
1.「好き」「愛している」という言葉から始める妻を誘うとき、ベッドに入ってすぐ体に触れていないでしょうか。
胸や下半身などに、いきなり触れられることを不快に感じる女性もいます。
夫にはそのつもりがなくても、妻からすると、
「自分の気持ちは関係なく、夫がしたいだけなのかな」
と感じてしまうことがあります。
まずは、頭をなでる、手を握る、腕枕をする、優しく抱き寄せるなど、安心できるスキンシップから始めましょう。
そのうえで、
好きだよ。
今日も一緒にいられてうれしい。
いつもありがとう。
など、愛情や感謝を言葉にします。
ただし、「好きと言えば応じてもらえる」ということではありません。
大切なのは、夜の生活の直前だけではなく、普段から言葉で気持ちを伝えていることです。
普段はほとんど会話もスキンシップもないのに、誘う日だけ急に優しくなると、妻は目的を感じ取ってしまいます。
結婚生活が長くなるほど、好意は態度だけでは伝わりにくくなります。
歳を重ねても仲のよい夫婦でいたいなら、愛情を言葉にする習慣を身につけることが大切です。
2.キスの時間を大切にする
忙しい毎日の中では、夜の生活をなるべく短時間で済ませたいと思うこともあるかもしれません。
しかし、夫の気持ちがすでに高まっていても、妻の気持ちが同じ速さでついてくるとは限りません。
短いキスだけですぐに先へ進もうとすると、妻は気持ちを切り替えられないまま取り残されてしまいます。
付き合い始めた頃は、もっとゆっくりキスをしていなかったでしょうか。
唇だけではなく、額や頬へのキス、抱きしめながらのキスなど、愛情を伝える時間を意識してみましょう。
キスは単なる前段階ではありません。
妻にとって、
「大切にされている」
「自分を求めてくれている」
と感じるコミュニケーションになることがあります。
ただし、妻がキスを嫌がっている場合は、無理に続けてはいけません。
一度立ち止まり、
今は嫌だった?
今日は疲れている?
と気持ちを確認しましょう。
妻の反応を見ながら進めることが、何より大切です。
3.毎回同じ誘い方にしないベッドに入って夫がハグをしてきた日は夜の生活をする日。
ハグをしない日は何もない日。
このようなパターンができていないでしょうか。
毎回同じ流れになると、妻はハグされた瞬間に、
「今日はそういう日なんだ」
と身構えてしまうことがあります。
スキンシップそのものではなく、その先の目的だけを感じるようになると、気持ちは冷めやすくなります。
普段からハグやキスをしていれば、こうした問題は起こりにくくなります。
しかし、誘うときだけスキンシップをするのであれば、見直したほうがよいでしょう。
例えば、
- 寝る前に肩や手を優しくマッサージする
- 二人で飲み物を飲みながら話す
- 昔の思い出話をする
- 一緒に映画を見る
- 部屋の明るさや香りを整える
- 日頃の感謝を伝える
- 家事を早めに終わらせて、妻が休める時間をつくる
など、夜の生活だけを目的としない「ふたり時間」をつくることが大切です。
高価なプレゼントや大げさな演出は必要ありません。
妻が安心してくつろげる環境を整えるだけでも、二人の雰囲気は変わります。
4.最中も妻の気持ちを確認する始まってから終わるまで、ずっと無言になっていないでしょうか。
夫婦であっても、相手が何を心地よく感じているかは、言葉にしなければ分かりません。
妻は本当は痛かったり、気持ちがついてきていなかったりしても、夫を傷つけたくなくて我慢している可能性があります。
何も聞かずに進めてしまうと、妻は、
「夫のためだけにしている」
と感じるようになることもあります。
大げさな言葉を言う必要はありません。
大丈夫?
痛くない?
こうしたほうがいい?
嫌だったら言ってね。
と、短く確認するだけでも違います。
妻の表情や体の反応にも注意し、嫌がっている様子があれば止めましょう。
「夫婦なのだから分かるはず」ではなく、夫婦だからこそ確認し合うことが必要です。
また、夜の生活について話し合うのは、その最中でなくても構いません。
普段の落ち着いているときに、
どんな誘われ方ならうれしい?
嫌だったことはある?
もっとこうしてほしいことはある?
と聞いてみるのもよいでしょう。
話しにくいテーマだからこそ、責めずに聞く姿勢が大切です。
5.終わった後も気遣う夜の生活が終わった直後に、すぐ寝てしまったり、スマートフォンを見たり、背中を向けたりしていないでしょうか。
夫には悪気がなくても、妻は寂しさを感じることがあります。
「終わったら、もう自分には関心がないのかな」
と思わせてしまうと、次に誘われても前向きになれません。
終わった後は、
- ティッシュや飲み物を渡す
- 体調や痛みがないか確認する
- 抱きしめる
- 手をつなぐ
- 少し会話をする
- 「ありがとう」「うれしかった」と伝える
など、妻を気遣いましょう。
眠くても、ほんの数分で構いません。
最後まで大切にされていると感じられることが、次の安心感につながります。
ただし、妻が一人で休みたいタイプなら、無理に抱きしめ続ける必要はありません。
終わった後にどう過ごしたいかも、夫婦によって違います。
妻の希望を聞いて、二人に合った形を見つけましょう。
妻が夜の生活を嫌がる原因は、誘い方だけとは限らないここまで誘い方について紹介しましたが、妻が断る理由はそれだけではありません。
例えば、
- 仕事や家事、育児で疲れている
- 睡眠不足が続いている
- 体調が悪い
- 痛みや不快感がある
- 妊娠や出産後で気持ちが戻らない
- 夫に対する不満がたまっている
- 一人でゆっくり過ごしたい
- 夜の生活に不安や苦手意識がある
など、さまざまな理由が考えられます。
妻が断ったときに、
「どうしてしてくれないの?」
と責めるのは避けましょう。
その場では、
分かった。無理しなくて大丈夫だよ。
と受け止め、後日、落ち着いたときに話を聞くことが大切です。
断られたときにしてはいけないこと
妻に断られたとき、態度を急に変えてはいけません。
- 不機嫌になる
- 背中を向ける
- 口をきかなくなる
- 愛情がないと責める
- 何度も触る
- 「夫婦なのに」と応じることを求める
- 浮気をほのめかす
このような反応をすると、妻は次から断ること自体に恐怖や罪悪感を持つようになります。
妻が安心して「今日は無理」と言える関係でなければ、自然な夫婦生活は続きません。
断られても普段どおりに接することが、次の信頼につながります。
夜の生活は、普段の夫婦関係の延長にある
妻を誘うテクニックだけを身につけても、普段の関係が悪ければうまくいきません。
- 妻の話を聞いているか
- 家事や育児を妻だけに任せていないか
- 感謝を伝えているか
- 日頃からスキンシップがあるか
- 妻が一人で休める時間をつくっているか
- 不満を放置していないか
夜の生活は、突然始まるものではありません。
朝の会話や、家事への協力、帰宅後の態度など、日常の積み重ねから始まっています。
夜だけ妻を大切にするのではなく、普段から妻の気持ちと生活に関心を持つことが大切です。
あなたが変われば、夫婦生活も変わる可能性がある
夜の生活を長く続けたいのであれば、妻だけに変化を求めるのではなく、自分の接し方も見直す必要があります。
本を読んだり、妻の話を聞いたり、二人で過ごす時間をつくったりすることで、少しずつ関係が変わることがあります。
ただし、自分が努力したからといって、妻が必ず応じるわけではありません。
大切なのは、夜の生活を成功させることではなく、妻が安心して気持ちを伝えられる関係をつくることです。
まずは、
- 普段から感謝を伝える
- 誘う前に妻の体調や気分を確認する
- いきなり触らない
- 妻の反応を見ながら進める
- 断られても不機嫌にならない
- 終わった後も気遣う
など、できることから始めてみましょう。
まとめ
妻が夜の生活を嫌がる場合、夫への愛情がなくなったとは限りません。
誘い方が急だったり、毎回同じだったり、妻の気持ちを確認できていなかったりすることが原因の場合もあります。
妻を自然に誘うために大切なのは、
- 普段から愛情や感謝を言葉にする
- いきなり体に触れず、安心できるスキンシップから始める
- キスや雰囲気づくりを大切にする
- 最中も妻の気持ちを確認する
- 終わった後まで気遣う
ということです。
そして、妻が断ったときは、理由を決めつけたり責めたりせず、気持ちを尊重しましょう。
夫婦生活は、夜だけでつくられるものではありません。
普段の思いやりと、安心して話せる関係の積み重ねによって、少しずつ育っていくものです。

