婚活に疲れたら読んでほしい運命の出会いを遂げた物語

 

Bさんはある時、婚活を辞めることにしました。

年齢は38歳、子供も大きくなっていました。

経済的には不安定ですが、自らを奮い立たせ「自分でなんとかする決心」をしたのです。

そして何より、スペック重視で相手を選んでも、お互いのフィーリングが合わなければ長くは続かないことがわかったのです。

 

けれどBさんはその5ヶ月後、自然と自分より年上の独身男性に出会います。

しかしその相手も実にダメな男性でした。

低給料で愚痴ばかり言い、気があるように見せかけて、誘われることもない。

しかしBさんはなんと、このダメな男性を好きになってしまったのです。

 

Bさんは、自分の中にあるダメなメンタルを彼に見だしてしまったのです。

人間は不思議なことに、自分が持っているものを現実に投影します。

ダメなメンタルを持っている時は、ダメなものしか現実に映し出されません。

 

結局Bさんはその彼とお付き合いすることはありませんでしたが

気持ちの中に重いものを持ってしまいました。

いわゆる「鬱っぽさ」です。

 

やらなければいけないことが手につかなくなってしまい、部屋も荒れてきました。

恋愛も、仕事も、生活もうまくいかない状態です。

悩むというより、何が悩みなのだかわからない状況の中、気持ちだけでも変えようと考えダメな男性のことを忘れることにしました。

 

まず物理的に離れる努力。

こちらからは声をかけない努力。そして「私は自分にぴったりの人に出会える!」

と考える努力をしました。

 

ある日の夜、行きつけのバーで出会いがありました。

しかし、そんな出会いはよくあることで、その日の出会いも、Bさんは恋愛に発展するものだと考えて居ませんでした。

その男性は、最近恋愛がうまくいかなかった話をバーのマスターとしており10歳も年下だったのです。

Bさんは子供を見るかのごとく話を聞き、そして自分のうまくいかなかった恋愛や諸事情についても話をして帰りました。

出会った彼は自分の年齢や子供がいることを知っているし、そして出会いがバーという環境。

何か起こるなんてBさんは想像もしていませんでした。

 

しかし翌日、彼の猛アピールが始まりました。

自分より10歳の相手に本気になれず、自信もないBさんは困惑します。

今までの恋愛とは違い、年下の男性相手にどういう態度をとっていいかもわかりません。

何故か親御さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

けれど、この考えがBさんにとっては功を奏しました。

年下だったため「相手に頼りたい!」という気持ちが0になったのです。

年下の男性は年齢などきにせずリーダーシップを取り、間も無くお付き合いが始まることになりました。

 

Bさんは、婚活前に自分が描いた理想の人に出会ったのです。

婚活で探していたよりもずっと理想の人に。

 

いかがでしたか?

この話はフィクションではありません。実際に起こった話を書いています。

シンデレラじゃないんだから、、、と思われる方もいるかもしれませんが、こういうストーリーは実は自分のまわりにもいくつか落ちているものです。

運命の出会いを遂げた彼女たちは、その時、大きな決断、別れを経験している人が多くいます。

そして、心の解放をしています。

 

たいていの人の恋愛は、以前の恋愛を思い出しながら失敗しないように考えるものです。

けれどそれではうまくいかないことが多いのです。

現実は「自分が考えていること」や「できてないこと」が投影される傾向にあります。

ネガティブなものを持っていればいるほど、それは目に見えて現れてしまうし、自分の理想を持っていないとそういう人には出会えませんし、自分もなれません。

 

信じていいのは、いつも自分だけです。環境やまわりからの言葉に惑わされないようにしましょう。

良い恋愛をしてくださいね!
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